コスモスポーツ・マスターキー試作品発見
1963年10月東京モーターショー(当時の全日本自動車ショウ)において、伝説のスポーツカー・コスモスポーツが公の場にその姿を現した。
世界初の2ローター・ロータリーエンジン(491cc×2ローター)を搭載したプロトタイプで当時の松田恒次社長が会場に乗り付けたのだ。
1964年、正式発表、1967年販売開始となった。
NHKのTV番組で紹介されたのでご存じの方も多いと思うが、苦闘と挑戦の末に東洋工業株式会社(現・マツダ株式会社)だけが世界で唯一実用化に成功した夢のエンジン車である。
このコスモスポーツのマスターキーが当社で見つかった。
これは、当社富澤社長が若かりし頃、その試作をしたもの。クライアントに納品後、手元に残ったスペアをとっておいたものであった。
試作品は、ヘッド部の形状が異なるものが2本。
ご覧のように三角のおむすび型を意匠している。これはローターリーエンジンの心臓部であるローターの形を模したもの。当時の開発者たちの気概とプライドが伝わってくるではないか。

タイプA
タイプB
マツダミュージアムに寄贈

2026年2月、この2本のキーをマツダミュージアムに寄贈しました。

